8回目の3月11日
さて3月である。
中学の期末テストの成績もかえって来た。
1月、2月と冬休みから、実力テスト、そして学年末と、生徒たちは頑張ってくれた。
塾生のみんなは程度の差はあるが、押し並べて良い成績だった。
有り難い事である。
何時もなら、写真を撮ってブログでも、紹介するのだが、何やら忙しく時を失ってしまった。
また、中間テストの時には、そうしたいと思っています。
世間では、大学入試の発表があり、火曜日には、公立高校の入試が迫っている。
春は、もうすぐである。
公立高校の倍率は、昨年、旧第一学区 ( 灘、東灘区、芦屋市 ) で、県芦屋が 1.58 倍と目立っていた。
今年は、1.3倍程度と下がった。
![](https://i1.wp.com/stat.ameba.jp/user_images/20190311/05/roma2016/f0/5d/j/o0750088414369892246.jpg?w=525&ssl=1)
それでも、気になるのは、御影高校の定員超過 70名、葺合高校の80 名が あることだ。
そして県芦屋の 一般入試の定員は、160名と少ないのに、第一志望 でもう214名。
実際、県教委の発表では、県芦屋への第二志望は234名 である。
![](https://i2.wp.com/stat.ameba.jp/user_images/20190311/05/roma2016/9b/51/j/o0687108014369892247.jpg?w=525&ssl=1)
このままでは県芦屋は、本来の第一志望で合格というのが、かなり減ってしまいそうだ。
偏差値順に、球突きで、下へ下へ降りて もともと行きたい子は、弾かれて 、第一志望不合格の、不満を抱えて高校入学式を迎える人が多そうだ。
ここで考えたいのは、高校別の入試問題である。
東京や大阪ではすでに、公立高校の入試問題をレベル別に二、三種類作っている。
神戸高校、御影高校の問題は難しくしてもいい。
葺合や県芦屋と安易に併願して、これらの二次志望者が、合格しても喜んで高校に通えないのも困ったことだ。
神戸高校を滑った人は、須磨学園などで3年間、勉強漬けになって大学入試でリベンジすれば良い。
納得しない滑り止め感覚で、県芦屋に行っても、第一志望で県芦屋に来た人に失礼になりそうだ。
そして3月11日は、東日本大震災の8年目になる。
早いものだなとも思うし、もう遠い昔のような気もする。
当時、仙台に居た息子に電話がかからなくて、阪神大震災の悪夢が蘇った。 翌年、南相馬市を訪れて、原発の放射灰を表土から入れ替える作業を見た。
その後も、石巻市や南三陸町に出かけた。 復興してゆく酒蔵を見学し、養殖再開したホヤや牡蠣を食べた。
地震でも凄まじいのに、原発事故と津波の災害は悲惨で格別だ。
そして、その息子にも、孫が生まれた。
息子や孫と一緒に、また東北を訪れ応援する機会を持ちたいと思う。