アルバイト

アルバイト



日々暖かくなった。
課題テストも終わって、あっという間に連休である。

時の流れは速い。

連休中もいくらか、授業を予定していた。
27日から29日は、ピヤーと、東京へ行って孫の顔を見て、30、1、2日にどうかと聞いた。

優先される中3年のみんなは、一日中試合などがあり余計に忙しい、部活のない日は家の用事、ダンジリ、
という事で、なかなか決まらない。

五月下旬から、中間、実力、期末テストと三連発あるがどうするのか?


さて、2017年の8月からアルバイトをしてくれていた、トッキーも就活があるので、3月に卒業した。

1年半の間、ありがとう。 一番の思い出は、スチール本棚を5組も組み立ててくれた事だ。


小さな金属のネジをたくさん締めてくれて、左右がぴたりと合う、これは才能である。


毎日お世話になるので、その度に感謝だ。

代わってS君が来てくれることになった。

面接の日も3時間目が3:40に終わるので、バスで28分、4:30にやってきて頼もしい限り。

部活も天文学部なので、活動は深夜しかない!

まだ一年生と、初々しく、長くお願いできそうで、適任だ。

実家は広島。早くひとり暮らしをしたかったが、3月に引っ越しの時は、泣いてしまった!という、純情なのだ。

寮住まいで、家賃が一か月、一万八千円という。「親孝行だなぁ」と言うと、「自炊して更に生活費コストダウンをしている」

朝一合炊いて、半分は弁当にする。「夜又一合、炊きたてが美味しいですからね」


しっかりしている、驚きだ‼️

日本の若者も頑張っている、素晴らしい。

アルバイトの初日、行きつけの大衆食堂 「なかよし」で「カツとじ定食」をご馳走すると、
「美味い、美味い」と漬け物も残さず、「塩分多いよ、止めとき」と言ったが、すっかり食べてしまった!


親にお金を出してもらっているのに、補習の時間さえ決まらぬ御影の中学生は、S君の目にはどんな風に映っているのか?

こんなのでは、面倒見てもらえないのではないかと、今から心配である。

御影中学課題のヤマ


御影中学3年生課題テストのヤマ

4月10日水曜日の課題テスト、勉強のポイントを考えてみます。

「5科のまとめワーク」が中学で配布されていますが、これを2回まわして平均点。

取れると良いですが、今回はもう少し勉強せねばならない。

「5科のまとめ」が易しく量も少ないし、あまり出そうにないからです。

出題範囲表でも、数学・理科・英語にしか「5科のまとめ、アクセス」という言葉がないですね。


とくに、国語は「アクセスから、少しでも、出して」と思いたいですが、

1、国語知識 2、漢文 3、古文 4、小説 5、評論
と書いてあるが、

これは兵庫県で2017年と2016年に公立高校で使われたパターンなんです。

2018年、2019年  ( 先月です )では、大問1の国語知識の代わりに「手紙の書き方」、「生徒会会議を材料に思考力」が出題された。

「手紙」は珍しかったので、昨年、御影中学の国語のテストで良く出題されたから、今年はもう出ないでしょうし、

大学入試改革を踏まえた、思考力の問題は、作るのが面倒くさいので、6月実力で出題と考えています。

漢文と古文は、3〜5行程度で短く、多様な出題。メジャーな文は出ないので、同一問題狙いは難しい。 一般的な、古文と漢文の問題演習をしましょう。時間も限られているからね。

出題は、公立2016年と2017年の同じフォーマットだと思います。塾では、二年分の過去問を解いて、こんな形式だよー。っと、生徒さんには伝えました。

敬語と文法、あと国語知識は国語便覧を覚えると良いと思います。
一気に全部はしんどいので、便覧を簡略化した、プリントを配布していますが、必死で暗記しましょう。


数学は、やはり大問1。易しいのが35点出るので、計算系はアクセスを丁寧にして、
塾で難しい、連立方程式の文章題、一次関数の動点・面積、 図形の証明、確率をしっかりと取り組みましょう。

中1分野の資料整理も2、3問は解いて思い出しておきます。


理科は、電気、酸化、天気は習ったばかりですが、もう一度見たほうがいいですね。

とくに酸化の比例計算問題は、1月実力でも出題されたし、入試でもよく出るので、繰り返し練習をしてください。

中学1年分野、地震の初期微動の計算、音光熱、バネも見逃してはなりません。

理科・数学は、総合問題で時間を決めて解くのが大事です。 中学2年までの、模試過去問を2年分用意したので、良い感じで仕上げてください。


社会は、2学期末から3学期まで、中学校の授業では、日本地理ばかりだった。 だから中学の先生も「これはバランス、悪いな」

と思っているハズだから、世界地理と歴史前半ですね。 広いですが、塾のプリント集をしっかりやってください。

時間がない人は、教科書の太字を、ノートに書いて整理してもいいですね。

あと、学年末考査以後にやった、歴史後半の、三大改革と西洋史、ここから20点出ると、思います。難し目の資料問題で、これがヤマですね。

出題表の 〜 155ページ、ニオイますよね。クラスによって進みは違うが、ここまでは、出すよ! って感じです。


社会が得点源の人は、深く勉強してください。

けっこうややこしいです、中学受験で社会やってない初めての人はなかなか、覚えきれないと思います。

差をつけるチャンスですよ。


英語は半分が実力、と書いてますよね。英語が苦手の人は厳しそうです。

でもね、あと半分は、112ページから121。

やったね!ここですよ。
この10ページに「地雷」「ゾルバ」「ダイナソー」と3個、長文があるんです。

テスト範囲発表から塾でも3回授業を使って、じっくりやってきました。

中学2年の文法の復習も、もれなく入っています!

これは、大声で、ラッキー🤞、と叫びましょう。

英語が苦手で「不定詞って、ナンダベ」という人も、10ページを丸覚えして、書けるようにすれば、平均点以上になる。


しかし、こんな狭い範囲から50点分なんてテストはこれが、もう最後でしょう。


英語は苦手だという人は、出るポイントがわからない場合が多い。

社会は別だが、他の科目では80点取れるのに、英語は伸びない人。ウチの塾に来て、中2までの文法をやり直せば良い。

8回、二ヶ月で出来るようになるから頑張って、ごらんなさい。

中3の1学期中間は現在完了が主で、あまりしんどくないです。 6月実力までが、今までの遅れを取り戻す最後の機会です。


頑張りましょう!

お稽古事の整理

お稽古事の整理

元号も、令和と新たまったが、肌寒い4月入りである。


お稽古事というと、スイミング、ソロバン、習字、英会話、ピアノなどが人気順位に入りますが、これからは、どれを優先するのが、良いでしょうか。

前回にもふれましたが、来年度、小学校の教科書増大が見込まれます。

中学入学では遅く、6年生に上がる時から、中学生の勉強を始めて4年間で高校受験に備えるのが生徒さんには、無理が少ないようです。

高校浪人はできないなら、早く始めればいいだけのことです。

学習塾でも、公立中学進学予定の小学校6年生さん対象の英・数講座 ( もう算数・国語ではない !) のプロモーションが激しくなるでしょう。



お稽古事について、今まで、ご家族にお伺いしたことなどを、まじえて、ひとつひとつ見ていきましょう。


スイミングは、命にもかかわるし、中学校の体育で「2」を取らないために、クロールと平泳ぎはマスターしたい。

だが、2年も3年も、ダラダラ、選手コースなど、続けてスピード競争をしても意味がない。

もちろん水泳は、ぜんそくや関節痛にもいい、生涯スポーツである。

しかしスイミングの選手コースなど、論外である。  だいたい、各中学で水泳部がないところもある。

中学校で他の適当な部活に所属して、選手コースを続けていく、って無茶でないの?


ソロバンは、小学校低学年で、足し引きや、九九を覚えるまでは、多いに役立つ。
しかし数学とは関係がないし、高学年ではむしろ平均点以下の人には、負担が大きい。

珠算連盟のホームページには、6つの特長が述べられていて、数学が全てマスター出来るように述べられている。

1、注意深い観察力
2、イメージとヒラメキ
3、記憶力
4、集中力
5、情報処理
6、速く聴き・速く読む

これって、盛り過ぎでしょ!

実際、私が今まで問題だと思うのは、

1、週3回など時間が長い。
2、1000 –  467 = など、そのままやってしまう。 100- 67 + 500 = と工夫をしなくなる。
掛け算でも、25、16など、良い感じ!の数を探さない。
3、文章題をじっくり考えず、直ぐ答えをほしがる。
4、小学校高学年で、分数・乗数・逆数の計算が弱くなって、
5、中学に入ってからは、関数 ( グラフ) 、図形分野になると壊滅する。

本人もこれだけ、ソロバンをやったのだから、数学は出来るはずだ、と思い込んでしまうのが、問題だろう。

残念ながら、ソロバンと数学には、ほぼ関係がない。


習字は字はきれいに越したことはないし、週1回1時間ほどで宿題もなく、中学でも書き初めなど、国語の内申点でプラスになる。


英会話は、広告などで「初めの100時間は無料!」とかあるように、時間をかけるビジネスモデルだ。

無料はいいけど、毎週2〜3時間も外国人と会話するって、ムダではない?

スマホゲームで、無課金で、出来るとかあるけど、そもそも、早く寝た方が健康的です。

英語教科書で中学2年のはじめ、
be 動詞、一般、進行、過去、未来くらいまでは、分かりのいい子なら、文法で理解すれば、半年で仕上がる。

あとは、単語を覚えて、ドンドン長文を読んで行けば良い。

ECCなど、会話以外の英語塾では、塾の先生にもよるが、フランチャイズ契約なので、教材や指導法が本部に決められ、逆らえない。
思い通りにの指導ができないのも問題がある。


ピアノなら、楽譜を読む、移調、和音など、ある程度の音楽理論を、説明してくれる先生なら中学の音楽のテストで役立つ。

だが、発表会を中心にする教室では、勉強の役に立たないだろう。あくまで趣味であるのを、忘れない事だ。


将来、音楽大学などに進学しても、お金がかかるし、競争が激しい、就職が無い。


国公立大学の音楽学科でも、( 近くでは京都市立芸大、神戸大学人間科学部など ) 卒業後の就職は、プロは難しく、結局、学校教師になる人が多い。


中学生で、音楽、踊り、絵画などを続ける判断は、経済的に恵まれた家庭で許される、贅沢だと考えた方がいい。


まとめると、おすすめは、泳げるようになるまで、スイミング、小学校低学年での、ソロバン。
英会話、ピアノは、それ自体が楽しみなので、何か他に役立つとか考えない方が良いのではないか。
習字は時間も短く、月謝も安いので、続けると良い。

小学校の教科書増大を受けて、受験に直接関係のない、お稽古事は早めに、整理したいものだ。

どうしても、という習い事は、受験が終わって高校生になってからでも、情熱が残っていれば、再開すれば良いのだから。