モノタロウ

モノタロウ

今年の冬は寒くて、窓の結露も酷かった。

朝と夜の二回、窓を拭かねばならぬほどだった。

タオルもすぐになくなって、「モノタロウ」という通販サイトで、ボロぎれのウエスというのを買った。

まあ、端切れで、大きさ、色はまちまちで、田舎芝居の楽屋のようだが、五百円で10枚以上入っている。

生地もしっかりして、百均のタオルを10枚買うより役に立った。
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やはり寒さのせいで、カゼひきが、多かった。 毎時間の机のアルコール拭きも必須だった。

やはり「モノタロウ」で業務用アルコールの1リットルビンを用意した。

これはアルコール50%の濃度でありながら、食品添加物としても利用できる。

だから、アルコールに敏感な人や、手の荒れにも、安心だった。
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「モノタロウ」は尼崎に物流センターがあり、阪神間は配達も早い。

アスクル・ロハコも翌日配達で、コピー用紙や文具は助かるのだが、得手、不得手があると見えて、消毒アルコールなど、薬品は高価だ。

まあ、ここまで来て、「モノタロウ」のレビューを書いていた、となった。

きちんとしたネタ無しに、始めると、文章も、こんなものである。

思い出すのは、昔、写真を習った時に、同じくノープランで、京都で撮影して来たら先生に、えらく叱られたことだ。

「あほなー、なぜ京都に行くのだ? キミみたいな初心者は、場所を選ばないといけない」

翌週、言われたように、午前中、夙川の桜並木、御影の弓弦羽神社の枝垂れ桜、午後、再度山でピンクに染まる夕陽の桜。

そして、神戸新聞に持ち込む。 すると、月曜日の朝刊に載ってる。

日曜日に桜が満開、家族連れで賑わう夙川公園、読者投稿。

地元紙は季節ごとに、毎年恒例行事を新たに載せねばならぬ。 しかし、大切な自社の写真部員は報道で待機する。

そこで、新聞社はタダの、読者投稿大歓迎なのだ。

恒例行事など、撮影時間と場所さえ間違わなければ、誰が撮ろうと同じなのだ。

2、3年間、休みごとに、教えられるまま、撮影したが、日記には、

12月10日 終い弘法のガラクタ市
13日 祇園 芸妓 仕事始め
14日 赤穂 浪士祭り
異人館街のクリスマス 大晦日の中央市場
正月 姫路競馬場 凧揚げ祭り

など週末ごとに出かけている。 日曜日、住吉川をウロウロするくらいの今となっては懐かしい日記だ。

もう今は撮影には行かぬが、先生の言葉を思い出す。
「釣りに行くなら、神戸港より須磨、須磨より淡路。
写真も同じ。撮るべき場所と時間を選びなさい」

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