二世代

二世代

ご兄弟やご姉妹で、通塾していただけるのは、ありがたいことです。 本当に、保護者様の信頼にお応えしなければならないと思います。
それがまして、親子二世代で塾に来てくださるのは、嬉しくまた、時間が過ぎたと実感しています。
今日、また、年末の掃除をしていると、Y君の息子さんが、三学期から塾に来たい、とお電話をくださり、ありがたいことです。
今年に入って、Mさんも通塾してくれています。 お父さんのM君も二十数年前に拝見させていただき懐かしい思いです。
M君は以前、K先生がいらした頃の生徒さんでした。
もう、二十年以上もたちますが、ある時、M君が、中学二年のときでしょうか、K先生と、えらく衝突したことがあった。
K先生は、海星女学院に小学生から大学まで通ったお嬢様だ。 当時、母校海星中学の先生で、(  昔の話だから、時効だよね? )無理して塾で教えてくださっていた。
私がその時は、違う所で教えていると、電話がかかって「あまり腹が立って、M君を、ワークで叩きました。
本人は帰ってしまったので、電話でお母さんには説明したのですが… 」
「M君のお母さんには私からも後日改めてお話し、します。」とご返事したがK先生は、生徒さんを叩いたなんて、海星ではなかったので、恐縮しておられた。
K先生は、それが原因という事でもないが、海星も退職なさって、中国など海外で日本語を教えられるようになった。
今は、インドネシアでやはり若い学生の育成の仕事をしておられる。 
年に一度くらい、お便りをいただくが、アジアの国々の学生さんたちの、ヤル気をいつも口にされ、「 御影ではどうですか?」と尋ねられる。
「 相変わらずですよ… 」と返事をするが、「…。」先生はしばし無言で、私は、それもつらい思いだ。
今年も、もう残り少ないが、自戒自省の日々である。 
来年こそは、もっともっと生徒さんたちのヤル気を引き出さないと、いけない。
皆様、今年もありがとうございましたm(._.)m
年末年始の帰郷で昔の生徒さんが塾にも来てくれるのは本当に嬉しいです、ありがとう。
{E25F425A-19AF-4AD4-AC7B-A04AF9A9DD7E}

冬休みは復習を

冬休みは復習を

今日から、神戸市のほとんどの学校は冬休みです。
冬休みは、短いですし、お正月も入るので勉強とは、遠ざかることが多いと思います。
ですから、あまり大きな目標は立てられないですね。
だいたい、みんな、二学期の復習をしようと考えていると思います。
小学生なら、算数は計算を早く正確に出来るように練習しましょう。 割り算、少数、分数、カッコの計算はどの学年でも大切だと思います。
また、国語は漢字はもちろんですが、教科書以外の読み物が良いでしょう。 四百字〜六百字程度の初見の文章を一日五題、読むと十日でも、効果があります。
中学生は、学校の宿題をまずしっかりやってしまう事です。 特に休み明けのテストがある学校は、まず指示された課題をやってください。
中1年生はぼつぼつ、小学生のとき英語をやってきたひとも、貯えが尽きる頃でしょう。
やはり、何と言っても、英単語、熟語の暗記です。 サボっていると、いくら文法や長文の練習をしても、得点に結びつきません。
数学の苦手なひとは三学期の図形は、気にせず、方程式と正比例などの関数までの復習に時間をかけてください。
4月からはまた計算の分野になりますし、時間をかければ、基本分野は必ず効果が上がるのです。
中学2年生は、単語の確認。文法は、2学期にやった不定詞、動名詞、今やっている比較。レッスンでいうと6と7ですね。
休み明けテストがない学校は、がんばって、三学期の受動態、少なくとも、不規則動詞の過去分詞を覚えてください。
数学は図形の証明ですね。しかし連立方程式と一次関数は入試でも、よく出ます。 目の前の証明しかやってないと、2月実力テストで痛い目にあうかもしれない。
3年生は、それぞれの課題は異なりますが、限られた二週間のことですから、新しいことは避けて、これまでの五科目の仕上げをしましょう。
9日の課題テストが終わってから、私立受験高校に、合わせて高度なことが必要なら2月10日までの一か月間に、新たな作戦を考えましょう。
学校、学年は違っても、数学・算数は悩みのタネだ
{7C254D89-92D4-4E4B-A651-BE5C49AF8652}

夢に向かって努力する事

夢に向かって努力する事

学生のみなさんは、クリスマス、冬休みを前にして、リラックスしているでしょう。
もっとも、受験生はそうはいかない、冬休みが勝負だと、先生たちから言われたひとも多いと思います。
あーあ、遊びに行きたいなぁ、友達の家でゆっくりおしゃべりしたい…
そういう楽しみを、現在の幸福と言うそうだ。
脳科学者の茂木先生によると、二種類の幸福がある。
一つは、今、現在の楽しみだ。  美味しいご飯を食べている、 友達とカラオケで歌うなどだ。
もう一つは、記憶に残る楽しみだ。 一生懸命勉強して、高校に合格した、 汗を流して田を耕し、米を収穫した、など経験からの楽しみだ。
茂木先生は、後者を「記憶の自己」と呼んで、前者より価値があると主張する。
脳は簡単に手に入れた喜びを、すぐに忘れてしまい、逆に、さまざまな困難を乗り越えて、手に入れた充実感に、より深く反応するそうだ。
また、フランスの哲学者で「幸福論」の著者アランも述べいる、
「…人間は与えられた幸福は好まない、自分で作った幸福が、困難なものが、われわれは好きなのだ。
行く手に障害があればあるほど、血が湧き、炎が燃え上がる…」
私たちも、例えば、旅行などでも団体でスムーズにまわって来たのは、その時は楽しくても記憶に残らないものだ。
むしろよく覚えているのは、個人旅行に行って予定通りにはいかないかった、トラブルに巻き込まれた旅の方だ。
茂木先生は次のように締めくくっておられる、
「 あなたにも夢があるはずです。
今このときも大切ですが、同時に夢のために努力することも大切なのです。
振り返ったときの満足度こそ、幸せの条件なのですから…」
受験生の皆さん、是非、今年のクリスマスは楽しくない、
なんて思わずに、幸せの種まきの時期だと、
来年、思い出したら何と充実した冬休みだったと、言えるくらいの時間を過ごしてくださいね。

お茶好き

お茶好き 

母の郷里でよく聞く言葉に「茶飲み人屑」
というのがある。
お茶ばかり飲んで、働きが悪いことを、戒めるのだが、私は夏休みに帰郷すると、大きなヤカンで冷やした、麦茶をガブガブ飲んだ。
そうすると、叔母などに何時もこの「茶飲み人屑」を言われた。 子どものことで、仕事などないのだから「冷たい物はお腹に良くない」ということだったかも知れない。
私はもともと、カエルの性があり、水をよく飲む。
教室でも、部活あけの生徒さんはさぞ、ノドが渇いているだろうと思って、ボトル水をお出ししている。
殊に、帰宅してゆったり入れる緑茶は美味い。
それが、近ごろ、ボトルのお茶を飲むようになった。 面倒くさくなったのだ。
急須で入れた緑茶は甘くて美味しい。だが、お湯を沸かしてお茶っ葉を摘まんで、しばらく待って、という作業が手間なのだ、楽しみではなくなった。 茶がらを捨てるのを思うと、尚更だ。
冬でもボトルから、ドバドバと注いで、チンで温めると一瞬だ。 味も悪くない。 
最近のボトル飲料は良く出来ていると言わざるを得ない。  冷やしても、熱しても、いちおうの水準である。 
お茶2リットルに150円も! 甚だゼイタクだが、昔の子ども三人に夫婦、祖父母同居の大家族時代と今は事情が違う、と言い訳しておこう。
あとはもう、お茶を入れるて飲むような個人的日常生活を、外注して人任せにしてしまった、という心の痛みだ。
また、ペットボトルや輸送など、エコに反する。 小さなお子さんには、含まれる化学物質や糖分も気になるところだ。
ペットボトルのお茶を飲みながら、左様にクダラヌことを、いろいろ考えるのだ、これこそ「茶飲み人屑」ではなかろうか?
魚崎中3年生W君、期末テスト、理科、百点満点!おめでとう、載せるの遅くなりましたm(_ _)m
{45275807-E1AB-4970-92D8-A45669E91641}