神戸高校吹奏楽部

神戸高校吹奏楽部

先日、神戸高校吹奏楽部の定期演奏会のプログラムへの広告依頼があった。
はじめ、高1年生の、御影中学出身のAさんが、一人で、やって来た。
私も初対面で、 彼女も広告集めは慣れてないのか「寄付、寄付」と聞こえるばかりである。
ちょうど、中学3年生の女子を4、5人で教えていたので、生徒たちも興味深々である。
やはり同性なのか、彼女たちは厳しい。 「先生、サギやで!」
「なんちゃって高校生かも…」
などと、聞こえよがしに、反応がある。
私も、電話も無かったし、顧問の先生の名刺なども見せてほしい。
いったん、引き取ってもらった。
次の週、またAさんが、今度は、昨年のプログラムと広告依頼書を持参してくれた。
初めてのお金集めは大変だ。
しかし、高校1年生の女生徒を一人で、あちこちのお宅や商店に、行かせるのは、どうかと思う。
しかも11月の夕方7時は、もう暗い。
だいたい、神戸高校の寄付集めは、怠慢なところが昔からあり、OB名簿を見て郵便で、振り込み用紙を送って来るだけが多い。
今回はそれに比べたら、コンサートで演奏する生徒たちにも、集金の苦労を経験させて、スポンサー無しに芸術は成り立たない、と肌身で分かってもらう、良い教育だと思う。
それにしても、二、三名で、電話でアポを取って、明るい時間にすれば良かったのに残念である。
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