勉強の仕方が分からない?
「勉強の仕方が分からない」と言う方が、けっこういるんですよ。
不思議で仕方がない。
小学校の1、2年生ぐらいだったら、もう全然わかんなくて「お母さん〜」という人がいても仕方がないと思うんです。
しかし、もう小学校3年生ぐらいになったら、日本の教科書って、非常に良く作られてるんです。
教科書の無料配布が始まった、第二次世界大戦後、から何十年もかかって、何人もの先生方が作ってくれた。
例えば、だから文部省のホームページにも、海外に住んでいる子供さんで、教科書しかない、日本人学校すらない。
視写!「横に教科書置いといて、これを写す。この視写だけでも十分な練習になるようになりますよ」っていう風に書いてあるのですね。
これをぜひ実践してもらいたいです。
「勉強の仕方」っていうよりも、やる気の問題ですね。
「もうどうやってもできないよ」って言うんじゃない。
「勉強の仕方が分からない」と言うのは、真面目に取り組んでないって証拠だと思います。
だから我々は、昭和の話で申し訳ないんですけれども。 例えば、ワークブックすらないですよね。
問題集ですね、それも小さい問題集です。書き込みはできません。
宿題出て、提出も3回ぐらい、提出させられたもんです。
昔は、問題集は中学校でも小学校でも、ノートに仕上げて3回は提出させられた。
そのぶん、勉強に追われて、人生楽しくなかったとか、青春の大事な部分失った、部活できなかったなんて全然なかった。
ところが、今は書き込みワークに1回です。やっぱり3回やるべきだと思う。
そうしたら、1回目、2回目よりも賢くなるんですよね、確かに。面倒臭いですよ、しかし勉強になります。
だけど今は、環境が変わってしまいました。
子供さんが「勉強仕方が分からないよー」とか言うと、「じゃあタブレットあげようか」とか「もっとイラストがいっぱいの問題集にしようか」とかね。
もっと言うと、余裕がある家庭なら「学校行く気がしない」となると、毎日家庭教師来て貰おう、となる。それはちょっと間違いですね。
やっぱり基本的にですね。学習量が少ない。質を論じる前に、学習量をたっぷり取らないと、成績は上がらない。
教科書を写すのが、それだけでとても勉強になると思います。教科書を写して、そして覚えたかどうか、親御さんが質問してすぐに確かめられる。
特に英語、国語、社会など文系科目は、高校生でも、教科書覚えただけでも大学受験対策の勉強になります。
参考に文科省の、HPのコピーを置いておきます。
9‐1 視写の効果1…全般集中力をつける。字が上手になる。文章表現の技法を覚える。表記のルールを覚える。暗誦や記憶に役立つ。
9‐2 視写の効果2‐例えば、休暇中の「一日十分間視写」毎日続ける「根気」勉強時間の中に割り振る「計画性」準備や片付けをする「整理整頓」手本や文章を正確に読み取る「注意力」丁寧に書き続ける「集中力・持続力」書き終えてから点検する「自己省察(せいさつ)力」
写真ですね。 この間ご紹介した近江八幡市から、JRでもう30 分で、長浜市に到着。豊臣秀吉が建てた長浜城。🏯を横目に、
駅前広場から歩いて10分で、大手町商店街。
そのままもう10分徒歩で大通寺へ。作家、遠藤周作に最後に住むならここ、と言わせた落ち着いた佇まいだ。