阪神と阪急

2018年2月6日 7:14
阪神と阪急
テーマ:ブログ

御影に住んでいると、東京などで関西を知っている人に「御影は阪急?阪神?」と聞かれる。

私は阪神だが、見栄っ張りで「どっちでもいけるよ」と答えてしまう。

もともと、海沿いの古い集落を結んだ阪神電車のほうが儲かっていた。

人が住んで居るところに鉄道を通したから当然だ。

ところが阪急は、大阪から、箕面、宝塚のような行楽地に出かけるために、作られた、上品なイメージがある。

しかし、劇場や温泉には毎日、行きはしない。 経営に困った小林一三は、阪急電車沿いに、郊外住宅の建設を開始する。

毎日の通勤客で、経営が安定したのである。

そのような分けで、阪神は海辺をトロトロ、たくさんの駅に止まりながら、急カーブを走っている。

阪急は、六甲山系の山すそを、直線的に結んだ。だから駅も少ないし、カーブもないので、速度が速い。

梅田から三ノ宮、直行するなら、阪急のほうが速いし、美人さんにも出会えそうだ、( 偏見だ!)

これは地理的に見てみると、なかなか興味ぶかい。

阪急電車は六甲山系が平野に出る、「扇状地」に建設され、阪神は川が海に流れ込む河口の「三角州」に作られたのだ。

六甲山のふもとを、山手の扇状地にできた住宅地、海辺の三角州の村々、そしてその間の狭い平地をJRが走る。山側が阪急、海側に阪神。

狭い山裾を3路線が通り、それぞれに、個性がある。

乗客もそれぞれ、ほどほど乗車し、営業できている!

また、路線ごとに商店街が、特徴的である。 毎日のオカズは阪神、ケーキは阪急など、なんとなく住み分けができている。

大阪から神戸のあいだは、なかなか住みやすく、魅力ある土地柄である。

扇状地と三角州、中学教科書から、

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