本を棄てること

本を棄てること

月曜は教室の片付けをした。

週末とは違って暑かった。食事も土曜は温かいソバにしたが、今日はまたザルに逆戻りだ。
中間テスト前は、居残り勉強を全部、受けられなかったので、片付けて少しでも机を増やせればいいのだが…。
自宅からあふれた私物の書籍を、置いていたのだが棄てるしかない。
本を棄てるのは哀しい。
内容はともかく、読んだ時の状況、当時の人たち、が思い出される。
大げさな話だけど、身を削られる気分だ。と言うか、記憶が少しずつ薄れて行く、自分の人格が消えてしまう感じだ。
歳をとって、ボケてきたら、自然こうなるのかな、と恐怖だ。
大して価値ある本ではなくて、時間潰しに買ったのでも、その時の列車や機中が、思い出される。
まあ、過去にすがっていては、先に進めまい。 今は生徒さんのサポートに全力を尽くすのが一番必要とされて、喜ばれる事だ。
そう自分に言いきかせた。
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