泣き虫中学生とカネテツ
週末の夜、卒業生のユウカさんが、教室に来てくれた。
御影中生の頃は、バレー部でキツクて、泣きながら塾に来ていたことがあった。
その彼女も高卒後 「カネテツ・デリカ・フーズ」に就職して8年目だ。月日が経つのは早い。
大学か就職か、ずいぶん本人も迷ったが、結局、就職した。
今となっては本人も、ご家族も、私も、実に良い決断だった、と思わずにいられない。
19歳から社会人の生活は辛いが、大学4年間では、とても得られなかった経験を積んで、ひと回り人としての成長を感じた。
良い意味で、すっかり会社人間になり、昨夜も「今年は寒くなるのが早いので…」
「…売り上げが増えて、忙しくなりそう。大変だが、会社全体が活気ずくのでうれしい」
と言葉が続いた、のには感心した。
会社で京セラの稲盛和夫氏の経営塾の、従業員参加の勉強会もあり、何十人もの前で話しをすることもあるそうだ。
あの泣き虫中学生が…と人間も環境で育つのだなぁ、とつくづく思った。
「会社の新製品だよ」と色々いただいたが、日曜日、チクワを齧りながら、呑み助さんの私は、
「良い会社に入ったね」と心から思った。
カキ・アレルギーの方にも召し上がっていただいけ、好評だそうです。