明日、女子サッカー日本代表、なでしこジャパンは、リオ五輪予選だ。
初戦はオーストラリア戦、月曜日夜7:30開始、NHKで生中継。
応援しよう\(^o^)/
オーストラリア、韓国、北朝鮮、中国、ベトナム、日本から、五輪出場できるのは2ヶ国だけ。
昨年夏の、カナダW杯準優勝から半年。 澤選手引退後の初めての代表試合だ。
状況は厳しい。 メンバーはほぼ全員2011年ドイツW杯優勝メンバー。
先週、木曜日の佐々木監督の会見では、「 地元日本での開催で、マスコミの過剰な取材に耐えられる、ベテランを選んだ… 」
不出来な結果を先に言い訳するような発言だ。
また、澤選手引退に隠れているが、キーパーの海堀もひっそり引退している。
ドイツW杯対アメリカ決勝、PK戦、のスーパーセーブが思い出される。
澤選手のぬけた中盤をどうするのか? 宇津木選手は体調不良でお休みだ。
阪口、宮間だけでは荷が重い。 川村の出来、不出来が重要だ。
ところで、いったい、なでしこジャパンは、私たち、日本人にとって、どんな存在か?
立ち返ってみると、2011年3月11日の東北大震災で、打ちのめされた日本に、彼女たちはW杯優勝で希望を与えた。
ドイツW杯優勝。当時の世界ランクでは、まったく、不可能な結果を達成した。
実際、2011年5月のアメリカとの直前親善試合は2戦とも完敗だった。
それが7月のW杯本番での勝利を誰が予想できただろうか?
サメちゃんのようにチームがなくなり、4月から緊急に海外移籍した苦労も、思い出さねばならない。
また、彼女たちはW杯の試合のたびに会場で「震災の救援に感謝」の幕を掲げ世界にアピールした。
海外での対日感情を良くした。
五輪出場2枠に入るのは、とても、とても、苦しい状況だ。
だからこそいっそう、私たちが、テレビの前で声を枯らさねばならない理由は充分あるのだ。