昨日は、塾の卒業生のKさんが、お母様と青山学院大学の合格報告に来てくれた。
Kさんは御影中学の頃は三年間、陸上部で活躍。 中三の秋まで、駅伝に出場したほどだ。
須磨学園高校に進み、先月の一般入試で青山学院の英文科に合格した。
中学の時は体育の先生とも仲がよく、運動好きな生徒だと思っていたので、文学部進学に驚いた。
高校でイギリスに留学して、舞台芸術に興味を持ちはじめ、シェイクスピアを原文で読みたくなった、ということだ。
私も舞台は大好きなので、若い同好の士ができて、うれしい限りだ。
私たち日本人には、能、歌舞伎、文楽という素晴らしい舞台芸術がある。
外国のオペラや演劇を観るうえでも、これらの伝統芸術を避けてはとおれない。
趣味の押し売りは不粋だが、我田引水、歌舞伎と文楽の楽しみをお話しした。
歌舞伎はまだ若いお客は多いが、文楽となると、劇場のドアを開けたら、膏薬の香りというほど、お客は高齢化だ。
若い文楽ファンをぜひ増やしたいものだ。
夏休みに歌舞伎座への、ご一緒をお誘いし、束の間の楽しい再会を終えた。