源氏イラスト訳【夕顔78】秋にもなりぬ~古典を毎日

おはようございます、土曜日は、芦屋の花火大会もあったそうですね、大阪の天神祭も明日が、花火。
花火や夜店、暑いのに勉強してられるかよ! 気持ちは分かりますが、今週も頑張りましょう。
いつも、「みたよ」してくださる、ブログです。
毎日、すこしずつ、源氏物語が読めます。
古典の勉強にもなるし、けっこう、男女の恋愛もある。
オマセさんの中学生も、内容に引っ張られて、知らぬ間に気分は平安時代、おすすめします(^^)。

生徒面談

先週、生徒さんの面談がありました。

お仕事をしてらっしゃるお母様なので、授業終わりの遅い時間に、申し訳ないが、お願いしました。
一時間ほどお話しをしましたが、中3の娘さんが、部活が終わった夏休みをどう過ごすか? ということでした。
目指す高校があり、お母様も賛成なのだが、ご本人はチカラ半分、ほどほどの勉強でなんとかしたいと思っている。
「一年生や二年とは違うので、もっと時間をかけて勉強しないと… 」と言うのだが、ようやく、部活が終わったばかりで、友達と夏も楽しみたいし、2学期の行事の練習で登校しなければと色々、興味があり、なかなか落ち着かない。
私は彼女を高く評価していて、部活で鍛えているので、医療関係に進んで、海外青年協力など、得意のスポーツと福祉で、途上国で活躍して欲しいと思っている。
才能も体力も恵まれているが、まだ、気持ちが、定まらないのだろう。  粘り強く応援したいと思っている。
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英単語の覚え方

英単語の覚え方

英単語を覚えるのは、メンドウなものだが、何かラクなやり方はないものか?
その答えは、例文で覚えること、だろう。
昔は、旺文社から「赤尾の豆単」という本があって私も使った。
赤尾というのは、旺文社の初代社長の赤尾好夫で、多分、戦前からある。
社長、自らが、本を書いて50年位、売れ続けて、学習参考書の旺文社の基礎になった。
赤尾は戦後、英検、日本英語検定協会、も作って、英語教育に貢献というか、政府から勲章までもらって、商売にした。
さらに、テレビ朝日の設立にも関与した。
この本は、単語をABC順にはじめは、アメリカの学生の頻度調査によって(酷いなぁ…)、後に日本の大学入試頻度で英単語を選んでいる。
abandon, abbey,  abdomen  無味乾燥だが、こんな具合に覚えたものだ。
まあ、探検家の植村直己さんも、風雪で動けない時はテントで、この本を読んだという記述があるので、あながち、無茶とはいえないのかもしれない。
次に来たのは、私の高校の終わり頃に登場した「 試験に出る英単語」シケ単、である。
森一郎という日比谷高校の先生が、豆単は入試問題をコンピュータで、頻度が多い順に並べただけなのに目をつけた。
森先生は出題文中で問題にからんでいる、キーワードだけを抜き出した。受験生には時間短縮で、有難いことだった。
また、接頭語、接尾語でも分類し、ずいぶん覚えやすくなった。
その後も森は「試験に出る英熟語」「試験に出る英文法」など立て続けに出した。
関西学院大学の先生になり「試験に出る」シリーズから、入試問題が出ると、噂になり、これまた、ベストセラーになった。
そして、2000年頃、21世紀を目前に「Duo」デユオが出版された。
3、4個の重要単語を500個位の例文にまとめあげた。
例文は、有り得ない語呂合せではなく、普通に意味のあるものだ。
CDを付けたので、英語、日本語!
(  英単語集なのに日本語も続けて流れる、これが偉いですね、) と聞きながら覚えられるし、リスニング対策にもなる。
私はこれが気に入って、前回のDuo2.0
(現行は3.0)から、みなに、おすすめしている。
この例文で覚える、同じコンセプトで、英単語を物語で覚える、などもある。連想で思い出しやすい。
これらは大学受験用だが、高校受験用が  「例文で覚える英単語」学研と   「速読英単語」Z会だ。 
CDもあるから携帯プレーヤーに取り込んで、通学の時にも覚えられ、便利だ。
まだ、英単語集を決めてない人は本屋さんで、見比べて試してください。
英語の勉強は単語だけではありません。文法や長文をも併せて学習しましょう。
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綴方教室-作文上達法

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綴方教室–作文上達法

戦前、むろん、第二次世界大戦だけど…最近は、湾岸戦争ですか?、などと聞かれる、
は作文のことを「綴り方」といった。
「綴方教室」という本がベストセラーになって、高峰秀子さんの映画にもなった。
下町の小学生を指導する教師が、書いたのだが、子どもたちの作品も多い。
当時、鈴木三重吉が主催する「赤い鳥」という投稿雑誌があり、それに掲載されるのが、たいそうな名誉だったのだ。
私も小学生2、3年のとき作文指導に情熱を燃やす教師に出会い、毎日の日記から始まり、2年間で百回位、作文を書いた。
神戸市の作文雑誌の「歯車」というのがあって、常連のようになった。
この先生の指導が、厳しくて、真っ赤に添削してほぼ原型をとどめない。
作文に書いた内容-出来事の追及も、ウルサク、いつ、どこで、だれが、などと聞きただされ、何度も書き直した。
今でも、夏休みの宿題には、課題作文、自由作文、読書感想文と、多くの中学生は三作品を提出する。
だが、いったい、国語教師のどれくらいが、赤ペン添削をしているだろう? せいぜい、見ましたハンコと、A、B、Cといった大雑把な評価だけである。
漢字、言葉遣いはもとより、内容まで、グサグサ、赤ペンを入れる情熱と、もっというと作文指導の知識見識がないのではないか?
作文指導には国語の素養プラス、世間の常識と子どもたちの生活をよく知っていなければならない。
私は仕事の参考書や問題集のほかに、毎週、二、三冊、本を読むが、だいたい、インプットしなくては、文章もかけまい。
藤沢周平、湊かなえ、といった娯楽の本ではダメだ。 
これらは、私もキライではないが、昼間、会社で荒んだ気分を寝る前に、心温まる昔話で癒す、上司やお客を気持ち殺害して現実逃避する目的で読むべきだ。
文学なら出版から30年以上たって、まだ残ってる作品なら読む価値がある。 むしろ科学や歴史の方がいい。伝記、探険も定評のある本が多い。
作文上達法は、内容のある本をたくさん読んで、その感想や日々の出来事を、文章にする事、そして人に読んでもらう事だ。
社会に出ても、定形の研究論文や事務文書は別にして、プレゼン能力が問われる。
自分の言い分を、いかに、他人に理解して賛同してもらうか? 
これからは、日本人だけでなく、外国人も説得せねば、自社の製品を買ってくれまい。
そういった意味でも作文は、学校で国語の点数以上の、生活がかかったメシの種と、考えて、疎かにしてはならない。
時間に余裕がある夏休み、たくさん難しい本を読んで、文章にしてみよう!
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