青春18きっぷの旅

青春18きっぷの旅

木曜日は台風襲来で、昨日から、教室で仕事をしている。

インターネットのラジコで甲子園を聞きながらだ。

第三試合、明石と宇部も、続く第四試合、八戸対海星も手に汗握る好試合。

おかげで、いまいち仕事は捗らない。帰ったら即、「熱闘甲子園」をテレビで見た。

第三試合、10回の裏、明石は、スクイズで競り勝ち。

第四試合、夜8時前までの、白熱戦。 青森が長崎にサヨナラ勝ち。

お盆休みは、東京へ行った。だが、孫もお嫁さんも風邪である。

サラッと顔だけ見て、東京行きの目的は達成。

翌日は、静岡県沼津市に東京から日帰り旅行をした。

往路は普通列車。早朝の東京駅には、「青春18きっぷ」の旅行者がいる。2370円で一日乗り放題だ。

東京− 沼津の片道運賃は2270円だが、青春18きっぷなら一枚で往復出来てしまう!

青春という名前だが、誰でも乗れる。

夏休み中、通学定期が売れない、JRの販売促進策だ。

発案者は、JR東海初代社長の須田寛さん。

約2時間で、沼津駅だ。

バスで淡島ホテルに向かう。

アシカショーの後、ちょっと贅沢な昼食をいただいて、帰りは新幹線で三島駅から品川駅まで40分ほどで戻って来た。

帰路は新幹線料金が入って4000円だった。往復で6270円。

これを青春18きっぷ一枚で、日帰り旅行できたら、偉いのだが、青春18きっぷは、5回単位で一枚11800円。

二人では三回余ってしまう。 しかも別々に使えない。 グループでも「私は渋谷出発」「ボクは新宿」と言えない。

皆、いったん、例えば渋谷駅に集合して、旅行開始となる。

9月10日が有効期間だから、課題テスト明けにでも、使えばいいのだが、また忙しくなりそうで、やめた。

青春18きっぷは、値段は安いが、ゆとりのある方しか、利用できない。 

私のような貧乏暇無しにはとても活用できぬ。

青春切符でバンバン旅行できるのは、豊かさの証明なのだ、と実感した。

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