百時間勉強計画


夏休み百時間計画

さて、いよいよ夏休みである。 

土曜日はクラッセの前で恒例の「澤乃井夜店」があった。 

私も教室から覗いていて、写真だけと、思ったが人混みで1枚しか撮れなかった。

「夏休みは、どれくらい勉強しないといけませんか?」

学生さんや、お家の方にも尋ねられますが、中学1年生で、毎日3時間くらいではないでしょうか?  

もっともこれには感想文や自由研究は入れないで、学校の夏休みワークや、塾の宿題など、キチンと机に向かってする勉強ですね。

夏休み四〇日間かける3時間くらい、今年は8月の26日から学校がある人が多いから、およそ百時間かな、と思います。

もちろん中学3年の受験生のみなさんは、6時間くらいは頑張ってほしいですね。

40日間で約二百時間。

大学受験生なら、毎日十時間、勉強する必要がある。 英語、数学、国語ー古典、は毎日二時間ずつ、物理・化学や日本史・地理も一日置きに2時間かかる。 

真面目にやればやるほど「時間がかかるなぁ」時間が経つのっては速いななあって、感想になる

しかし、勉強も1日12時間を超えてはかえって、効率が悪くなる。 私も資格試験の時は、4、5時間睡眠で18時間勉強などした事ががあるが、一週間ならばいけるが一ヶ月は続けられなかった。

手近にあるノーベル文学賞作家の川端康成の日記を見ると、小説の締め切りが迫ると、温泉旅館に泊まり、缶詰めで執筆した。

川端は、典型的な夜型作家で、昼ごろ起床、昼食兼朝食の後、散歩。午後、出版社の打ち合わせや、来客、時にお客といっしょに晩飯、酒。

ひと眠りして、温泉にはいり、執筆開始。夜明けまで仕事をした。

かく言う自分も、土曜日は昼ごろから教室で、八月末の課題テストの過去問を見ていたら、アッと言う間に、夜店の時間、晩飯後、これを書いている。

少年老い易く学成り難し。私の場合は、もう少年ではないが、要領が悪すぎるのだろうが、まぁ、時間がたつのは早い。

要するに、公立中学1年生でも、学校が休みの間は、最低毎日三時間は、机に座って、読んだり、書いたり、しっかりと勉強して下さい。 

中学校からのワークも、答えを横に置いて、ピャーッと済ますんではなく、じっくり考えて答え合わせ、間違った所は、印を付けて、八月のテスト前に、もう一度解き直す。そういう地道な努力をしてもらいたいと思います。

今日から、当塾でも「夏期講習」です。 生徒のみなさんと、じっくり考えて、身に着く学習を心がけたいと思います。