御影中、期末社会は青森といっしょ!
昨日は、みなさんに英語の勉強をしましょう、とくに英検がおすすめですよ、とお伝えした。
今日はもう一つ、社会を頑張りましょう、とご提案したい。
先日の御影中学、学年末テスト中学2年、社会は、図表を利用した出題が多かった。
日本地理の基本問題なので、80点はいけそうだ。だが100点は難しそうです。
図表問題を解くのに時間がかかります。
四択ですが、選択肢を全て検討しないといけません。
パーセントの割合なのか、実際の生産高なのか、計算もあり面倒くさい。
女子生徒さんたちは、普段から「地理より歴史が好き、」なんて人が多いからなぁ、どうだったでしょう?
昨日もお話しした、入社試験のSPIテストにも、「図表問題」は「推論」と並び出題されます。
割合は小学5年のときに習った、また比例配分は中学受験では頻出です。
真新しいものではないですが、数学ではなく、社会のテストで出題されるとイヤですね。
公立高校入試でも、こう言った問題は必ず出ます。
対策はやはり、似た問題をやるべきです。
電話帳 ( 古いなぁ、そんな本を見た事、無い人が多いですか ) の様な「全国入試問題正解」でもほぼ全都道府県で、こんな問題は毎年出題されている。
ウチの塾でも、毎年買ってますよ。
そんなことで、先週、御影中学学年末テストを見ていると、どこかで見たことがある問題があった。
早速、「旺文社入試問題正解」をめくってみると、昨年の青森県の入試問題と同じのがあった。
エッ!?
だが、これは珍しいことではない。 よくある。
出題する先生たちも、大変である。
オリジナルの問題など作ってる時間は無いし、もし出題ミスがあれば大変だ。
住吉中学の国語科など、私立高校の過去問から引用と書いて、居直っている。
全問、自作は大変なので、上手に拝借するしかないだろう。
生徒さんたちも、パクったとか騒がないで、
全国47都道府県分の過去問を解いたら、本番の高校入試では、満点💯だよと、いっそう頑張ってください!
この三学期で中学1年生さんは、世界地理が終わる。 中2は日本地理が終わった。
学年末テストの勉強の合間に生徒さんたちには話したが、「地理は、もうこのままの状態で、高校受験だよ」
中学では世界地理も日本地理も、中3の公民が終わってからしか復習してくれない、そして今年の御影中学も3学期にやっと「公民の経済」をやってる!
実際、入試レベルの地理は、中学では全く勉強しない。
それなのに、実力テストのたびに、問題集ではやったことがない図表問題に出会う。
ここは、私なんか、本当にもったいないなぁと思う、数学や英語と比べて、社会の過去問を解くのに時間はかからない。
それに一度問題を見ておけば、なかなか忘れない。あー、こんなのもあったな、とか違う資料の図表でも類推できる。
時間がある春休みに、地理の知識が残っているうちに是非、何問か他府県の入試過去問を解くのがいいだろう。
社会も暗記して何とかなる、ではなくなってきた。
歴史の資料問題、地理の図表問題、など考える力が必要になっている。
最近、大学入試改革でも、知識詰め込みから思考力重視になって、この傾向にますます拍車がかかるだろう。
地理の図表問題は、時間がかかる。
しかし毎年出題されパターンが決まってる。
面倒くさがらないで、 類似問題を全都道府県分やって自信を持つことが大切です。