なでしこと少女たちの夢

なでしこと少女たちの夢
もう七夕である。高校の期末テストも終わりかけだ。このひと月は早かった。
カナダW杯、なでしこJAPANはちょうど一ヶ月で七試合を終えた。
お疲れさま、そして、準優勝おめでとうございます\(^o^)/
「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一さん…
「W杯でのなでしこの活躍を見て、今はたくさんの少女が、ボールを蹴りたいと思っていることでしょう…
そういうタイミングだからこそ、練
習環境を整備すること、育成に力を入れることの大切さを伝えなくてはいけないと思ったのです…
「女子サッカーを一過性のブームで終わらせず、文化として根付かせるためには、土台作りが重要です。
サッカーの魅力を知った女性がいつか母になり、娘に伝えていく」
アメリカ戦前の宮間キャプテン会見。
「前回優勝してから女子サッカーへの関心が増えたが、最近また、興味が薄れてきた…
「その中で、この大会で結果を出すことが将来、女子サッカーを背負っていく選手達、サッカーを始めようと思う少女達に残せるかなと…
…ここで勝ってからこそブームではなく文化になる」
幸いに、今回のW杯準優勝で高橋さん、宮間キャプテンの目的は達成できたようだ。
しかし、なでしこJAPANのみなさんは、12日、日曜日からさっそく、なでしこリーグ再開。
秋には、リオ五輪のアジア予選。そして、来年はオリンピック本番。
2019年フランスW杯。
2020年東京五輪。
大忙しだ。日本のお家芸だった、パス回し、組織力、忍耐。これらがすべて、相手チームから、チャレンジされている。
ベテランと若手の成長の調和、新たな戦略論、課題は多く、正解があるかすら分からない。厳しい。
しかし、勝敗にこだわることがそんなに大切だろうか?
アメリカのピュリッツァー賞作家、ジェームズ・A・ミッチェナー、「スポーツの危機」Sports In America によると…
「スポーツは楽しくなければならない。そのスポーツが苦行になったり、過激な競争になったり、更に単なる金儲け仕事になるようではまちがっているのだ…
楽しくなくてはスポーツは存在理由の半分を失っている。そしてアメリカでは幾つかのスポーツが参加者にも観客にももはや楽しく無くなっている」
ミッチェナーが述べるとおり、もはや勝敗にばかり、こだわる必要は無い。
商業主義に陥らない、健全な生涯スポーツとして、地域の後押しが、日本の女子サッカー普及のポイントだ。 サッカーファンの責任も大きい。
日本戦でも活躍した、アレックス・モーガン。2012年、アメリカン・イラストレーテッド誌の求めに応じて、ボディペイントを披露。
アメリカでは目立つことが大事。
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ようやくW杯金メダルを手に入れた アビー・ワンバックもナイキのコマーシャルでヌードに…
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日本では、少女たちの夢を大切にしたい…。
サメちゃんのボディペイントも澤選手のヌードも、たとえ、女子サッカーの普及のためでも必要ない。
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