世界はぁーでっかいど〜

世界わぁーでっかいど~
中学一年生にとって、地理は難しいよね。ドクロドクロドクロ
経線や、緯線??????叫び叫び叫び
なんでこんなややこしいことになるの?爆弾爆弾爆弾
縦線、横線で、イイやん!!!メラメラメラメラメラメラ
東経と西経は180度まで、北緯と南緯は90度?むっしょぼんショック!
東経、西経、0度は本初子午線と言う。 北緯、南緯、0度は赤道と言う。目目目
もう、わざわざ、ややこしく、ゴーモンか?  気持ち悪くなってきた。 
ゆっくり、ゆっくり、考えましょう^_^ カメカメカメ
ゆっくりでもいいから、考えるのを止めないで。。。、必ず、必ず、分かりますよ(^_^) しっぽフリフリしっぽフリフリしっぽフリフリ
がんばろ~ 応援してます。わんわんわんわんわんわん
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文楽の魅力に迫る!

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桐竹勘十郎さんといえば、あぶらののりきった、脂ぎったではないですよ、人形遣いである。 私は女を遣うときにその骨頂が出ていると思う。

昨年の夏の妹背山女庭訓の、お三輪なんて艶やかで、失恋の悲哀、歌舞伎なら女形である。

文楽は男も遣う、先週の菅原伝授手習鑑では、松王丸を遣っていたが、ご自身、あまり愉快な顔に見えなかった。 マア、私の見立て違いであろうが。。。

勘十郎さんは例の橋下市長との、交渉でも、マスコミ対応など熱心に当たられていた。
よくお話になる、大阪のオッさんといった感じである。 ワタシもむろんオッさんであるが。。。

芸も逸品、人当たり抜群の、勘十郎さんの映像があったのでご覧下さい。

ミンナ、勘十郎さんがスキになるの請け合いです。

竹本住太夫引退

文楽の続き。。。

今回の文楽春公演は竹本住太夫さん引退、というファンにとっては、惜しい、というかお疲れさま、というか重要な区切れ目でもあった。

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いったい、太夫にしても、三味線、人形遣いにしても、文楽は時間の感覚が普通ではないのである。

10年20年は若手、30年をこえてからようやく一人前。

たとえば、住太夫さんは1924年生まれ、戦争から生還して1946年22歳で遅い入門をしている。68年間の文楽生活をすごして89歳で引退、2012年に病気で倒れ、昨年いったん復帰したが。。。

。。。という感じなのである。 これは前回にも触れたように文楽が過去の継承を中心とした芸能であること。 つまりお客は何度も何度も繰り返しておなじ演目を見ているわけである。

「このまえの太夫のほうがうまかった」、「今日は三味線のだれだれが調子はずした」減点法で鑑賞されるから、演者は死ぬまで修行である。 

新たな工夫や、自分なりの個性といったものは、余程の天才か、修行年限の長い者しか許されない。 非常にストイックなのである。

前回の人間国宝、越路太夫さん引退の折、落語の米朝さん  ー   米朝さんにしろ人間国宝である  ー   がよくマクラに話していたが、歌手やタレントなら10年やれば先生、先生と大御所扱い、30年も活躍すれば大イバリであるが、文楽30年でようやく一人前、「エゲツない世界」である。

落語でも10年では、「とてもとても一人前とはいえない」芸事は修行が大変であると。。。

現代も同じようなモノである。 たとえば若手のホープ咲甫太夫を例にとってみると、
1975年生まれ、8歳の時、1983年入門、現在39歳31年目である、これで若手。

現在、文楽には歌舞伎のような世襲制度はない。 誰でも、文楽協会の試験を受けて技芸員になれる。 太夫、三味線、人形、好きな芸を選ぶことができる。

若者よ、30年、おなじ事をやる気はないかね。

もっとも、1月大阪公演2月東京、4月大阪5月東京、7、8月大阪、9月東京、11月大阪。 1年のうち7、8回東京、大阪の定期公演、地方公演をくわえるとヒマな月はない。 

公演が終われば、次の準備、練習と、「新聞読むヒマもありません」と住太夫さん。 

浮世離れした世界にどっぷりつかって、過ごす人生。 

すこしあこがれるが、アタシャやっぱーーーお客でぇぇぇーーイイわさ~~音譜

咲甫太夫さんの本。

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サインしてもらいました。

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今日のおすすめ図書はもちろん、竹本住太夫 文楽のこころを語る。 ゼヒ読んでみて下さい。

文楽のこころを語る (文春文庫)/文藝春秋

¥691
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文楽に行ってきました

文楽鑑賞

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文楽へ行ってきました。
えっ?????? なにそれ。。。
人形浄瑠璃文楽が正式名称。世界遺産の伝統芸能ですよー。
舞台では役者の代わりに、人形を使って、劇をすすめます。
舞台上手、右側、床に太夫と三味線が、座ります。
太夫が進行役で、物語のスジと登場人物のセリフを語り、それに合わせて三味線が、ベベン、ベン~♫
舞台の人形使いが、それぞれの仕草を演じる。
元禄文化なんて、歴史で、聞きましたね。
近松門左衛門が、マアたくさんの作品を書いて、1650-1750年ごろ、大阪でオオウケ。
昔の 秋元康ミタイナ。 
歌舞伎と並んでつい百年前まで、たいそうな大衆娯楽でした。
歌舞伎は今でも (  海老蔵さんはじめアメブロやってる人も多いし)  半沢直樹では、愛之助さんが有名になった。 
どんどん新しいコトを取り入れる。ウケルなら何でもかんでも、お客さま志向が強いから生き残る。
一方、文楽は昭和初期はカラオケ屋くらい、稽古場があり繁盛した。
京都、大阪、淡路、四国と雑誌購読者推定で、素人浄瑠璃語り十万人!  
しかし、第二次世界大戦後は、急速に衰える。
★その頃、神戸はミナトと猟場で外国居留地の文化が中心だった。
歌舞伎は人気者を映画、テレビ、レコードで売り出す。 盛り上がったら、舞台出演もさせる。コラボで新しい環境も乗り越えた。
悲しいかな木偶人形は映画、テレビで使いモノにならぬ。 
あーァ。補助金が無いとムリ、昨年は、大阪市長に削られるしー。
しかし、いのちの無い人形だからコソ、役者にいじくられないで、三百年前と同じ体験が出来る。
その純粋性がタマらん。
オペラと近いのは、文楽の方ではないか? 
オペラも新演出、舞台装置や衣裳、は許されるが、楽譜と歌詞は基本、手を加えられない。

これらの本は人気作家が書いた文楽入門エッセイです。

気楽に読んでみて下さい、おすすめします。アマゾンへのリンクは下にはっています。
1.赤川次郎の文楽入門―人形は口ほどにものを言い。
2.あやつられ文楽鑑賞 三浦 しをん

つづきは、また、今度。

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大阪日本橋の国立文楽劇場

赤川次郎の文楽入門―人形は口ほどにものを言い (小学館文庫)/小学館

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